花のように可憐な人。

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それは一体いつぶりだろうか。
歩いていた時、後ろから呼び止められた。
何かを落としただろうかと振り返ると、昔の友人だった。

一瞬誰かと思ったが、顔を見たらあの頃と殆ど変わっておらず、落ち着いた清楚な雰囲気を纏っていた。
年を重ねて、それぞれの環境も変わり、お互い大変な時期を過ごしてきた。
話す内容は学生時代とは少し異なるが、その子の隣で話をしていると、心は小学生に戻ったように懐かしい。

あの頃は毎日顔を合わせ、尽きることなく話をした。
手紙やFAXでやりとりし、家に泊まらせてもらったこともあった。恋バナに明け暮れ、夢や理想を打ち明けた。
誰よりも近くにいたその子とは、違う高校へ進んでからは疎遠になった。
それでも、いつ会っても距離感は変わらない。お互い話したいことを、それぞれの言葉で話す。
嫌みのない人柄に、昔も今も強く惹かれる。

ささくれ立っていた心が、安らぎを得る。少しの間でも、穏やかな空気を共有できたことはここ最近で一番の幸せだ。
私と似ている部分もあるけれど、私にはない真面目さと聡さを持った人である。
同性から見て、とても綺麗で良い子だ。あんな子が幸せになれないはずがない。
私は今日も彼女の幸せのためにベストを尽くす。